小中学校時代、5人兄弟・姉妹の一番年上だったせいで、自分を抑えて生きていたように思う。

高校は工業高校に進学を希望したが、当時工業には女生徒がいないこともあり、先生や両親に反対され断念した。商業高校に入った後で、その年工業高校に女生徒が入学してたことを知り悔やんだが後のまつりであった。でも商業高校ではいろいろな資格がとれることが嬉しかったし、収支がピタッと合う快感がじつに小気味よく、その後の人生においてこのお金と数字がピタッと一致する感覚がいろんな形でわたしに影響をあたえてくれた。

大学は子供の頃からの夢であった「獣医」になりたいというおもいを叶えるため、北海道の獣医大学に進学した。国家試験に一度失敗したが、これもいい経験になった。2度目で合格し、獣医の資格を得た。大学時代は親元を離れ、一人暮らしで自由に羽ばたけるので抑圧のない生活を送った。獣医になってしまったら、獣医で人生がおわってしまうと思い、何か自分らしい仕事に就きたいと考えた。ただ奨学金を一千万円ほど返済しなければならなかったので、愛媛県庁に職を得て14年ほど働いで返済した。

やっと令和2年「発」を起業した。本日は皆さんに「自分らしく生きてみませんか」と呼びかけ、自分を知るための優先度テストを実施した。優位な感覚を知るテストで自分は五感の内、どれが優位かを知るテストである。自分の優位な感覚を知るといろいろ使えるし、人にも使うことができる。聴覚が優れている人は音楽活動にむいているし、身体感覚が優れている人は人と触れ合う仕事に向いている。お金と数字がピタッとあう感覚のように、自分にとっての一致感と違和感を知ることも大事である。一致感が自分で分かっていると、これはどうかなと思った時には自分の身体に聞いてみる。人によって体の場所は違うが、私の場合は胸の前で上から落ちてきたものがストンと止まる。違和感は心がザワザワとして眉間にしわがよることで分かる。こうして、新しいことに挑戦し、自分のしたいことを見つけて行くのである。

常に楽しさ・面白さ・ワクワク感を求めている。この夏休み、自宅を開放して、ハッチの「工作教室」を開きます。この教室では、何をして過ごすかは子供達に決めてもらいます。工作・宿題・お手伝いの練習・サプライズ準備・おもちゃ遊び等何でも結構。自由に遊ぶ中で子供達は自発性と豊かな創造力を育みます。対象は小学から高校生まで。料金は50分300円（入れ替え時間10分）申し込みは発―hatch-lineアカウントから。場所；西条市小松町新屋敷甲５０　なお保護者からの相談は無料でお受けいたします。時間帯は13時から18時まで。預かり人数は各時間帯につき、3名までです。ご利用ください。



西条西倫理法人会　広報副委員長　富樫　智純　「浄明寺住職」　（著）