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モーニングセミナーレポート

           
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第407回 モーニングセミナー

日にち:令和2年12月15日(水)6:30 〜
講 師:愛媛県県議会議員 黒川 理惠子 氏 (西条市倫理法人会 顧問・MS委員長)
テーマ:「 倫理とわたし値 」
 

新居浜の6代続く石屋に生まれた。両親とも堅物で厳格に育てられた。何も考えずに成長し、見合いで西条に嫁いだ。

長女ができた時、倫理を勧められた。子供を良く育てたいと思って365日朝5:00から早起き会に通った。子供の姿は自分の姿。子育ては自分育て。子供を大きくするには自分の器を大きくしなければいけないと思い努力した。その結果子供を信じることができるようになった。

3人の子持ちになったが、次女だけは門限を守らない。10時ころ帰ってきて、玄関をドンドン叩き、近所に聞こえるように大声で叫ぶ。バトルが続いた。ある人から「人というのは正しいとか正しくないとかでなく、好きか嫌いで人の言うことを聞くんだよ。」と教えられた。3人の子供の中で真ん中の子に愛情が少なかったことに気が付いた。よく考えたらこの子が一番やさしい。次女は欠点が大きいだけに良いところも大きいことが分かった。以後次女との関係は改善した。

倫理に出会って13年目、先代が亡くなり、事業を東京から帰って来た兄と夫が後継することになり、私の出番が無くなった。丁度その頃「地球村」主宰の高木さんに出会った。彼は「地球の温暖化を止めるのだ」と活動していた。私は彼の考えに賛同し、西条に「地球村」の支部を作り、活動を始めた。倫理に行き詰まっていた時期でもあり、この地球村の活動は扉が開いた気がして、のめり込んでいった。一人で歩きたいと宣言して倫理を辞めることを申し出た。夫は土建屋で私が理解できない。妻が離れていくと感じて、「地球村」を宗教と思い込み、妻を宗教に狂ったものと言いふらし、西条で一番悪い嫁と言われるようになった。世間の風は冷たく、1年ほど鬱状態で家に閉じこもった。私って最低と思った。人生の底を打った気がした。実家に身を寄せ、離婚した。

生活のために「お墓の掃除」を生業とした。時間が自由になり、朝早く取り掛かれば、子供が学校から帰ってくるころには家に居られる。ところが、実家では家族から虐待され、このまま実家にいると息子がダメになると思い、家を出て借家を借りて子供達と暮らし始めた。

ある日、仕事から帰ると、頭の中に「お前なんかダメだ」と言う声が聞こえた。この声はずっと聞こえていたんだなと気付いた。小さい時に言われたことばがずっと頭の中にあって自己像が出来上がっていたのだ。人というのは自分が思ったとおりの人になることに気がついた。

そんな時、小林生観さんに出会った。自分のセルフイメージをどうやって変えたらよいのか模索しはじめた。自分を価値ある人間と思ってやることでその後の人生が価値あるものになる。生観さんの追っかけを始めた。「正しい人から楽しい人になる。頑張らなくていい。 嬉しい、楽しい、幸せといった天国言葉を言うように。」と言われ、私は親から全く反対の教えを受けていたことが分かった。生観さんと手をつなぐと彼が力を抜いていることがよく分かった。生観さんが亡くなってから彼の言った言葉の意味がよくわかるようになった。

このように回り道をしたが、倫理をまたやろうという気持ちになった。倫理から一度離れてみて、外から見てわかることがあった。

私が倫理をやるのは次の二つのことからである。一つは17か条の教えが私たちが生きる宇宙の法則を教えてくれているから。もう一つは朝、早起きをしてこの教えを聞くことに重大な意味があるからである。
私達の顕在意識にも、潜在意識にも垢が溜まって行く。これを清め、下にある神意識を掘りおこしてくれるから。人生の答えは人に聞いてもわからない。自分の魂に聞くしかない。

倫理を勉強していると人生の道を迷うことはない。倫理を学ぶ内に親の仕打ちが酷いを思ったことは間違いで親の深い愛情だったのだと気が付いた。親不孝であった自分にやっと気がついたのである。

これからも倫理を学びつづけるつもりである。



西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   

「11月のモーニングセミナー皆勤の皆さんです」

   
   
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