ボタン1 サイトマップ    
  ボタン1 事  務  局 会  場 西条商工会議所
  ボタン1 メ   ー  ル   東予支所

 

モーニングセミナーレポート

           
  活動報告トップへ MS目次へ  


第402回 モーニングセミナー

日にち:令和2年11月07日(水)6:30 〜
講 師:(株)ザ・ワークス 代表取締役 井上隆寿 氏 (西条西倫理法人会会員)
テーマ:「 知的・好奇心〜ヤンチャな幸齢者〜 」
 

 子供の頃から、病気のデパートと言われるほどあらゆる病に罹った。掛かりつけの医者もこの子は20歳まで持つまいと言うほどであった。肺活量も弱く、持久力が無く、運動もできない。3歳から頭痛に悩まされ薬を離せなかった。蓄膿症にも悩まされ、手術を受けることになったが、これまでの薬の飲みすぎが原因で麻酔が効かない体になっていた。おまけに吃音でもあった。

大学を出て、サラリーマンになったが、疲れ果てて身体が付いていけない。経営者ならやれるのではと思い、一級建築士の資格を取り、故郷の西条に帰り、会社を興した。世の中は甘くない。結婚したが、妻は外で働いたことが無く、二人共甘ちゃんであった。

いろんな経験を積んだ後で人間力が影響することを知る。
経営理念は初めは借り物であったが、後に自分で考えたものに替えた。ハーバード大学のダンカン教授の教えに出会った。人間の脳と神経は何歳になっても成長するというのである。リトリートの部屋に80歳の高齢者を20年ほど集める。鏡のない部屋で1週間暮らす。20年前に60歳になった時のことをありありと思い出して生活してもらう。80歳の自分の姿は鏡がないので見ない。結果、背丈が伸びた。病気がなくなった。意識さえしっかり持てば、脳の神経が成長し続けるのである。現実は自分が作ったものであり、病気も自分が作っているのである。

また、ジョセフ・マーフィという人の考えを実践することにした。潜在意識を活用すれば、どんな人生も送れるというのである。まず、目標を設定しようとしたが、何も思い浮かばない。これが問題だと思い、一生懸命考えた。人生の目標を「丈夫な体をつくる・知力を鍛える・心を豊かにする」とした。平成16年に60歳になった時、35歳と決めた。令和2年今年で59歳になる。人生で最高の季節を迎えていると感じて居る。いろいろなことを試して、これまで悩んできた病気が良くなってきている。吃音も努力してなくなった。肺活量も人並み以上になった。

現在実践中のことを書き出してみる。これまで26年続いている公共のトイレ掃除・ハガキ道・お墓参り・有機農法の首藤さんところの田植えの手伝い・石鎚登山を目標に八堂山登山での訓練(初めは上りに1時間50分も掛かったが、今は20分くらいで登れる)・あらゆるマラソン大会に出場・毎朝3時に起床して読書する等々。断捨離まで始めた、すると、69歳で亡くなった母からの手紙が13通もでてきた。これは捨てないでおいておくことにした。

これからの目標は、20歳までしか生きられないと言われていた自分が世界一長寿になって後から来る人たちに大いなる希望を与えることである。もう年だよとは決して思わないことにしている。インドには100歳でマラソンを始め、フルマラソンをやり遂げた人が居る、彼は107歳でハーフマラソンをこなし、109歳で本を出版している。人は意識で脳も神経も進化していくことを覚えておこう。



西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
   FaceBookリンク    
       
top


リンク 事務局 サイトマップ ホーム

Copyright (C) SAIJO-RINRI All Rights Reserved.

HOME
倫理法人会とは
会長あいさつ
あゆみ
役員名簿
活動内容
スケジュール
活動報告
雑誌PDF
入会のご案内
リンク・会員企業