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モーニングセミナーレポート

           
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第397回 モーニングセミナー

日にち:令和2年9月8日(水)6:30 〜
講 師:ネットラジオ局 Wake Up! SAIJO
              代表 秦 百香里 氏  
(西条市倫理法人会朝礼委員長)
テーマ:「 倫理指導を受けて 」
 

 倫理法人会に入会してまだ1年半にしかならない。その前に会社勤めをした後、カイロプラクティック施療院を自宅で開業していた私はいろいろな勉強会に参加して学んでいたので、今更会費を払ってまで倫理法人会に入る必要はないと考えていたので入会の必要なしと思い込んでいた。そんな頃、西条倫理法人会の次期会長は女性になる。女性がもっと活躍できる場をつくりたいので倫理にもっと女性を入れたい。ついては広報委員をやってくれと強く懇願されたのでしぶしぶ入会した。入会して1か月した時、カイロの収入が激減しアルバイトでコンビニに勤めていたので月一回のMS参加も難しくなり、しかも会費1万円が捻出できないので辞めたいと申し出たが説得され残った。その2か月後、今度は舅・姑の介護が加わり、いよいよ辞めよう」と申し出た時、会員の黒川理恵子さんが「倫理指導」を受けてみたらとアドバイスしてくれた。始め何でこんなに一生懸命努力している自分が倫理指導を受けなくてならないのかと反発したが、思い直して松本昌士さんの倫理指導を受けた。夫の両親の面倒を見ているのに全く夫は知らぬ顔であったので、その愚痴を松本さんにぶっつけた。「私は家の雑用をやらされている。いいように使われている」と。松本さんは私の訴えをよく聞いてくれて、「雑用をやらされているではなく、させていただいていると考えられませんか」とおっしゃった。そんな風に考えられたら悩む必要はないと心の中で反発したが、「させていただいている」とはどういう意味かMSの中にヒントがあると考えた。「夫婦は一対の反射鏡」という言葉が目に入った。私は自分では一生懸命やっていると思っていたが、私も夫と同じかもしれない。私が何を言ってもこの30年間夫は寝ころんだままで私の言うことを全く聞くことはなかった。いままでのやり方を変えて、「今日お姑さんを病院に連れて行って、結果はこうだった。この書類が必要と言われた」とか詳しく話すようにした。そのうち夫の態度が少しづつ変わってきた。起き上がって私の方に向いてくれるようになった。これまで私は、必要なことだけ言って、後は自分で勝手にやるわという態度を取って来たことを反省した。姑がいろいろ愚痴をいうのだが、その中に「私は仲人のおばさんに騙された。」結婚して70年になる今でも夫のことをそんな風に言うとは、自分は絶対自分の連れ合いのことをそんな風には言いたくない、と思った。改めて自分の周りのことを考えてみると、ヘルパーさんや介護施設の人たちにどんなにか助けられていると感謝の気持ちで一杯になった。あの人が悪い、政治が悪いというのではなく、家族への愛、ご先祖に対する愛、愛に包まれていると愛はどんどん伝わって行く。改めて倫理を考えてみると、「子は親の想いを実現する名優である」の言葉に気がついた。私がこうやって一所懸命やっていることを子供たちは見ていてくれる。今は倫理を続けて行こうと思うようになった。


西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
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