看護師をしていたが、予防医学の重要性に気づき「自力整体」と出会った。自分で自分を元気にする力を高め笑顔いっぱいの人生を応援したいと思い自力整体ナビゲーターの資格を取得、西条市内の公民館を中心に8か所で教室を開いている。自力整体することで、睡眠が深くなり、排泄量が多くなって、高体温の身体へと改善され、自然治癒力や免疫力があがる。背骨にＳ字カーブが必要なことは言うまでもないが、骨盤は、「人生が骨盤にのっている」と言われるほど大切である。骨盤は常に動きながら心身を整えている。開いたり閉じたりのリズムがある。例えば、日の出：左閉じる（スッキリ目覚める）朝方：右閉じる（排便）日中：閉じ切る（筋肉のパフォーマンスＭａｘ）夕方：右開く（脳の機能低下単純作業が向いている）日の入り：左開く（栄養の吸収　脳の吸収Ｍａｘ）夜中：開き切る　（入眠　自然治癒力発揮）という具合である。だから骨盤の開閉力を高めるには、太陽と一緒に生活することが大切である。朝、交感神経を高めるために太陽の光を浴びる。水で目を洗う、スマホやパソコンの画面を見る、朝食は固形物を控えて味噌汁やスープ中心に。夜、副交感神経を高めるために食事・入浴・自力整体・読書等リラックスモードに切り替え、スマホやパソコンの画面や刺激を避ける。２２時までに空腹で入眠するのが理想。睡眠が深くなり、自然治癒力が発揮される。女性は男性に比べて骨盤の開閉力が大きい。開閉力のある骨盤を持つことで、生理・妊娠・出産・更年期を乗り越え、老後が楽しい。男性も骨盤に歪みがあるとぎっくり腰や座骨神経痛などが起こる。スムーズに大きく開閉できる骨盤は若さのホルモン（エストロゲン）の分泌、内臓の働き、血流ＵＰにも繋がり、元気に生活できる鍵となる。さあ！ゆるゆるとサビを落として、柔軟な骨盤、良い姿勢へと若返って行きましょう。

西条西倫理法人会　ＭＳ副委員長　富樫　智純　「浄明寺住職」　（著）