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モーニングセミナーレポート

           
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第394回 モーニングセミナー

日にち:令和2年8月14日(水)6:30 〜
講 師:有限会社丸佐畳店 代表取締役 佐伯貴之 氏(西条西倫理法人会 副専任幹事)
テーマ:「 私の仕事 」
 

 一人息子であったし、父の仕事を見ていて畳屋もいいなあと思って後を継いだ。おとなしい性格で母からも手のかからんええ子と言われた。唯一やった悪いことは、中学の時自転車通学の距離外なのにその境界線上にある自宅から、学校の近くまで自転車で行き、隠しておいたことくらい。丹原高校に進学して、初めて差別を知った。進学組と普通組に分けられたこと。体育祭では応援合戦があり、その練習をさぼろうと友達に言われさぼったところが、友達は参加していて自分一人がさぼったことになった。そのことで悪いやつに目をつけられた。次々と無理な要求をされるので、初めて口答えした。人に逆らった初めての体験である。高2の時、物理の先生に初めて反抗した。叱られて廊下に立たされたが、この頃やっと過去の自分とは違うものとなった。自我が芽生えてきたのだと思う。学歴のない両親は子供だけは最終学歴まで行かせたいと言ってくれた。推薦で大阪商大に入った。部活の勧誘があったが、空手とか応援団とかで自分の性に合わず、一度入部したら出られないと思い何とか勧誘を逃れた。大学を出たら、親から経理の勉強をするようにと言われた。まずはよその飯を食べるのがよかろうと今治のタオル会社に入った。恐るべきワンマン社長の会社で嫌になり、自宅に戻った。父に弟子入りし、畳について勉強した。畳に使う藁は天日で干したものしか使えない。従って現在では畳の素材も変わり、素材のすべてがボードになってしまった。さらに生活様式が変わり畳の需要も減って来た。畳替えをする際には良い業者と信じた所を選んでほしい。父が畳屋の他に不動産業もやっていたので、それも引き継いだ。「立建」の資格も3年かかって取得した。不動産に関する「無料相談」も受け付けている。ご利用ください。今にして思えば、高校を出てすぐ就職しないで済んだことに感謝している。中・高・大と進む過程で小さな試練があり、それらを乗り越えてきたので、多少試練に対して免疫ができたと思う。大阪での一人暮らしも体験させてもらった。高校を出ただけていきなり社会に放り出されて大きな試練にぶつかっていたら途方に暮れたことと思う。大学まで出してもらい両親に感謝している。



西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
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