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モーニングセミナーレポート

           
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第384回 モーニングセミナー

日にち:令和2年01月21日(水)6:30 〜
講 師:愛媛綜合警備保障KK 今治支社長 二宮 一範 氏 (今治市倫理法人会 会員)
テーマ:「 お堂を守って七代目 」
 

 故郷の城川町には、お堂とか茶堂とか呼ばれるものが60か所以上ある。わが家が守ってきたお堂を平成16年に茅葺屋根から瓦に替えた時、お堂の下の地中から細長い形の整ったお墓がでてきた。南予の戦国時代と呼ばれている時期に、土佐の長曾我部と戦った時に戦死したものの墓のようだった。当時、南予には15将いたが、お互い意思統一ができていなくて、戦いに負け、岩本将監は自害した。今思えば、誠に倫理の教えの通り上から下まで意思統一ができていなければ何事も成功しないということであろう。わが家の先祖は地名を嘉喜尾の岩本というところから出ており、ご先祖様はお墓のでてきたお堂を今日まで守ってきた。自分で七代目になるが守り続けるつもりである。

 五代目になる自分の祖父は、二宮家に養子に来た。若い頃は郵便配達をしたが、戦時中、呉の海軍工廠に入り、戦艦大和の建造に関わった。世界最大級の軍艦で艦内を移動するには自転車が役に立ったという。また、仲間に昼寝が好きな男がいて、何と彼は艦に取り付けてある大砲の筒の中でよく昼寝をしていたそうだ。終戦を迎えて、城川に戻って来た。大変な苦労をした祖父を自分は尊敬している。信念があったからこそいろいろな苦労を乗り越えてきたのであろう。そんな祖父からの教えに、一つ、「人の悪口はいうな」というのがある。人の悪口を言うときその人は醜い顔をしているからというのである。もう一つ、「平常心と反省を忘れず努力せよ。」というものである。自分はこれらの教えを守っている。子供にも教え、さらにお堂を守るよう教えて行きたいと思っている。


西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)


   


   
   
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