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モーニングセミナーレポート

           
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第379回 モーニングセミナー

日にち:令和元年12月03日(水)6:30 〜
講 師:ライアー奏者 まかな瑠音 氏
テーマ:「 ご縁に紡がれた愛媛までの歩み 」
 

 「まかな」は虹の意味、夫君の「ナル」は波の意味、共にハワイのシャーマンが授けてくれたという。まかなさんに何かいいことがある場合には必ず虹がかかるそうである。虹はまかなさんにとっては祝福のサインであるそうだ。まかなさんが三種の神器と呼ぶものがある。それは「感・縁・運」である。東京の町田から愛媛にやってきて7年半になるが、岡山を経て、西条でコンサートをした時、石鎚の麓を流れる清流を見てここだと突然思い、ネットで検索して、たくさんの大きな楽器を収容できるような家を探した。桜井の元喫茶店だった広いホールになるようなスペースのある家が見つかり、すぐに購入。誰一人知り合いのない愛媛にやってきた。愛媛では人々にお遍路さんに接待をするような気持ちがあり暖かく受け入れていただき本当に嬉しかった。「愛媛だわ」とシンプルに湧き上がってきた思いを大切にして実行に移しただけだったのだが。グランドハープを弾くうちに共に旅ができる楽器としてライアーに出会った。ニュージーランド滞在中に東日本大震災が発生。この時ほど日本を思ったことはなかった。みんなが引き留めるのを振り払って急遽帰国。自分にできることと考えて、「音の雫」という曲を作曲、詩とともに演奏し、東京でも暗い世の中を照らそうと努力した。これは西条へ来る前の出来事である。この曲も演奏。震災後でも、四国に渡ると空気が違った。独特の暖かさを感じた。西条で水の美しさに感動して作った曲「川辺にて」を演奏。ナルさんも水のせせらぎを擬音で表現し、笛で伴奏する。また、人との出会いにより、小学生の作った詩を知り、感動して作った曲。「そっとそっと」を演奏しナルさんと共に歌う。ライアーは余韻を大切にする楽器である。耳を澄ませることを思い出させてくれる楽器でもある。みんなが耳を澄ませるような世の中になれば世界が何かいいことの方向に向かう切っ掛けができるのではないか、そんな気がする。マオリの人たちも愛媛の人たちのようにもてなし上手。マオリの秘境で出会った詩人からインスピレーションを得て作った曲、「スペイシー」を最後に演奏してくださった。今年喜寿を迎えたまかなさんが記念に詩と写真とエッセイによるライアーとの出会いと音の旅をまとめた「風の描いた旋律」という本を出版した。出版記念CDが付いており、本日演奏してくださった曲もすべて収録されている。写真は素人だというナルさんだが素晴らしい写真集にもなっている。ぜひ購入して読んで、また聴いていただきたい。




西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
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