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モーニングセミナーレポート

           
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第378回 モーニングセミナー

日にち:令和元年11月19日(水)6:30 〜
講 師:合同会社松本リハビリ研究所 所長 松本 健史 氏
テーマ:「 超高齢社会を楽しく生きる心得 」
 

 高齢者の元気の秘訣 1.姿勢がいい人は元気です。視野が広くなる。胃・心臓・肺などが円背であると圧迫される。肩甲骨を背中で寄せましょう。舟漕ぎ体操がいいですよ。椅子の背もたれにもたれるような仙骨座りはダメ。背もたれから背中を外す体操が腹筋運動になりますよ。体幹筋を鍛えましょう。2. 暮らしの中で頭と身体を動かしている人は元気です。 買い物は生きた能トレです。人間は交換する生き物です。人や物と交わりましょう。お節介な人ほど元気です。 3.居場所と役割のある人は元気です。居場所と役割をつくる魔法の方法は、かつてやっていたことかそれに近いことで今でもできることをやってもらい、周りの人に認められるようになること。元気になるし、自発的にもなる。介護者の立場から言えば、自発を引き出すこと、今度は何をしたいと自分から言い出してもらいたい。何が得意なのか。この季節なら何がしたいかを引き出せたら介護される人は元気になるので成功したと言える。女性は手先が器用で家庭で料理や裁縫などやってきたのでいろいろ得意なことを引き出せるが男性のほうはなかなか難しい。成功例としては、元学校の音楽の先生にアコーディオンで伴奏してもらいみんなで音楽の授業を受けることにした。先生は元気になり、デイに喜んで通って来るようになり、施設にいるものはリクエスト曲を出すなど自発的になり、先生はこの曲の歌詞を大きく紙に書くようにと宿題まで出して帰るようになった。すると入居者の中に書の達人がいて腕をふるってくれるようになり自発者の連鎖が起きた。男性の閉じこもりは社会の大きな経済損失になる。地元の名士である元政治家が脳梗塞になり、その後遺症の改善のためリハビりに来るようになった。始めは新聞で顔を隠すようにしていたが、少し元気になったら再び立候補する気になった。施設の者にも票をくれと言い出し、見事当選を果たした。今では施設の仲間を手先に使い、公務を施設に来ているときでもやっている。自分を役立たずとおもうことが一番いけない。「わしが行かんと始まらん」くらいな気持ちで生きていると元気が出るのである。


西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
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