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モーニングセミナーレポート

           
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第376回 モーニングセミナー

日にち:令和元年11月05日(水)6:30 〜
講 師:NPO法人エンディング支援センターえひめ理事長 愛媛県議会議員 黒川 理惠子 氏 
(西条市倫理法人会 MS委員長・顧問)
テーマ:「 倫理と私 」
 

 倫理との出会いは30余年前になる。初めて子供の親になった時、早起き会に行くと良い子に育つよと言われ参加するようになった。 夫と共に工務店の経営を目標にがんばっていたが、長兄が社長に就任することになり、次男である夫が経営者になることはないと分かった時、目標を失った。そんな失意の時、たまたま地球座の公演のチケットを貰った。地球温暖化を防止しようという目的を掲げた内容であった。まだ、温暖化などという言葉もあまり聞き慣れない頃で、両親も夫もへんな宗教にかぶれたと思ったようで、私は気が狂った奥さんということになってしまった。私の暴走を食い止めようとする家族に責められ、鬱になってしまった。小林正観さんを頼るようになり、追っかけを始めた。「がんばらなくていい。愚痴・泣き言・悪口を言ってはならない」と教えられた。何回話を聞いてもよく分からなかった。私が求めたのは、「子供たちに生まれて来て幸せだったと思ってもらえるか」ということであった。倫理にも疑問を持ち、早起き会をやめ、自分の足で歩いてみようと思った。夫とも考え方の違いで気持ちが離れ、子供を連れて実家に帰った。ところが帰った家は氷のように冷たかった。父からも弟からも暴力を振るわれた。このままだと自分も子供もおかしくなると家をでた。墓掃除を仕事に選んだ。時間が自由になるし、収入も良かったのでなんとかやっていけた。父が亡くなった時も一番助けてほしかったときに何もしてくれなかったと恨み、泣かなかった。父の死やその他近親者の死を通して、人はその人の生き様どおりに死ぬと思い、これを切っ掛けに自分の最後を考えることで自分の人生を考えるというエンディングの勉強を始めた。人というのは花の種と同じ、咲く花の色は決まっていても、どんな大きさの花が咲くか様々である。土や太陽の影響を受ける。ならば、母である自分を耕すことが大事であり、自分の器を大きく広げることが大切と思い、また倫理に戻り、活動を再開した。子供が成長して、家を出て行った時、もう子供にしてやることがない。これからは自分の生き様を見せることだと思い、西条に帰り、市議会議員に立候補した。人はその時その時に役を与えられ、神様はその役をやりきるかを見ておられる。どんな時代であろうと役をやりきったら幸せになるのではないかと思った。小林正観さんを追っかけているときにはわからなかったことがわかってきて、自分の人生を生きなければと思う様になった。市議会議員になり、ついで県会議員になったが、ある時、自分はどうしてこんなに頑張れるようになったのかと考えた。これは父のお蔭だと気がついた。あの苦しかった時に親がやさしくしてくれていたら今の強い自分はない。やっとこれが大きな親の恩だと思う様になった。人には潜在意識と宇宙意識があり、潜在意識は早起き会で清められ、宇宙意識で宇宙とつながっており、宇宙と交信できている。宇宙意識で出会いたい人に出会える。やっと生観さんのがんばらなくていいという言葉の意味が理解できた。

自分を信じて自分に聞く。信頼できるのは自分なんだなと思う様になった。自分の人生の旅の中で倫理の教えである「苦難は幸福の門」を体験したのであった。




西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   


   
   
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