自分の現在は両親への感謝と倫理で学んだことへの感謝で成り立っている。両親の教えてくれたことは「後悔のない人生を送れ」ということ。自分は２度命について考える貴重な体験をした。一度目は自分が起こした交通事故で九死に一生を得たこと。２度目は元気だった尊敬する従兄が突然死をしたことである。朝の目覚めが天からの気付きをさせてくれ、生きていることを実感し、命ありがとうと感謝する時であり、朝しかないチャンスを逃さず、即行動に移すことが大切である。一生は今の連続であり気付くと同時に行う。大きな決断も直観が元、気付いた時が最高のチャンスである。朝を制するものは決断できるようになり、大成功をもたらす。自分は朝５時に出社、それから７時までの自分一人の時間を過ごす。トイレを始め、社内の掃除点検を済ますと充実した時間が過ごせる。気持ちにもゆとりができ、何事にも積極的になれる。朝起きには次の７項目の効用がある。１．生かされていることに感謝　２．わがままを捨て純情になれる　３．直観力が磨かれる　４．決断力がつく　５．健康（朝型生活）になれる　６．積極的になる　７．即決即行の実践　このようにいいことづくめである。これからも朝起きで得られる能力をさらに磨いて倫理の実践に努めるつもりである。心を磨く訓練は明朗・愛和・喜働につながり幸せな人生が送れると確信している。この幸せを一人でも多くの人に伝えるため倫理拡大が我々の使命であるといえよう。



西条西倫理法人会　ＭＳ副委員長　富樫　智純　「浄明寺住職」　（著）