愛媛国体が素晴らしかったと各方面からお褒めの言葉を頂いた。障害者スポーツ大会も小中学生の力強い応援に多くの人が感動した。
国体を一過性のものにしないために、スポーツ振興課を作り、地域活性化並びに県民の健康作りに役立てるつもりである。また、地方交付税の拡充を求め、国に陳情する活動もしている。
自民党はこれまで一枚岩であったが、内紛があり皆さんにご心配をおかけしたことをお詫びいたします。議会と行政は車の両輪であり、これまで知事を支えてきた。今後も党内融和を図り、議会活動を正常化していく所存である。常に県民のための県政をやっているか反省しつつ知事の両輪の一つとなって仕事に励んでいくつもりである。
大きな夢もある。それは世界を一つにハイウエイで繋ぐという壮大なものである。一つは「日韓トンネル」で日本の唐津・壱岐対馬と韓国の釜山を繋ぎ、アジアからヨーロッパをハイウエイで行き来できるようにするという案であり、もう一つは「ロシアとアラスカ」をトンネルで結び、ハイウエイで行き来できるようにするというものである。「世界ハイウエイ財団」がこのような大きなプロジェクトにとりかかっている。世界がハイウエイで行き来できるようになれば、人との交流が生まれ、交流すれば理解がうまれ、ひいては世界平和につながるというものである。身近なところでは「豊予海峡トンネル」をつくる予算が組まれ、いずれは大分と愛媛をトンネルでつなぐことになる。
「夢なきものに成功なし」とは吉田松陰のことばであるが、何事も夢をもってとりかかれば必ず成功できる。自分の代では無理かもしれないが、孫子の代では実現可能であると思う。これまでも、夢でしかなかったものがたくさん実現していることは体験済みである。
西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)