四国中央市から西条までの地域の不動産を扱っている。人の幸せを我が喜びとして日々働いている。母には世話になった。母の手料理を食べて育った。我々の世代はおふくろの味という母の愛情で育ったが、現代は残念ながら「袋」の味ではないだろうか。

　自分は早く結婚したが、もう半世紀が経った。２０代は愛情で結ばれていたが、６０歳過ぎてからが本当の夫婦の味がでてくるのではなかろうか。

現在７５歳で、孫に「じいちゃんには今はあるけど、先がないね」と言われたが、自分はこれからこそ煌々と光輝きたいと思っている。そのためには「健康」が第一である。健康のためには次の四つのことを心掛けている。「食事・睡眠・風呂・適度の運動」である。特に風呂は大切である。体を温める薬はないから、自分で体温を温める努力をしなければならないと思っている。日本の医療費は３８兆５千億円と言われている。個人個人が健康に気をつけるべきである。心を丸く、気を長く、元気で１０１歳を迎えたいと思っている。

　今日自分があるということは数えきれないご先祖の命を受け継いでいるということである。父母の尊い命を頂いている自分はこの頂いた命を大事にしているであろうか。時々、自分は今を一生懸命生きているであろうかと自分に問いかける。丸山先生の教えである、「天命に生き、運命に挑戦し、使命に燃える」人生を送りたいと願っている。

西条西倫理法人会　ＭＳ副委員長　富樫　智純　（著）