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モーニングセミナーレポート

           
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第256回 モーニングセミナー

日にち:平成28年07月06日(水)6:30〜
講 師:社会福祉法人 白寿会 大西 智城 氏
テーマ: 笑う顔には福来る
 

 真言宗御室派の僧侶でありながら、社会福祉法人施設の「白寿会」という施設の理事を務めておられる。徳島大学医学部の医療短期大学部の臨床教授も勤めており、特に認知症予防に力を入れている。

 テーマの「笑う顔」というのは、大西氏の造語であり、笑いがいかに健康、ひいては認知症予防に大切かを次の5つの観点から述べられた。

 1.家庭に笑顔があると、周囲があかるくなる。会社も同様、まずは社長自ら笑いを実践し、社内を明るくしよう。

 2.笑うと血液の循環がよくなる。

 3.新陳代謝がよくなり、お通じもよくなる。

 4.笑うと免疫機能が高まる。各自、自分の病気の治し方を普段から研究しておくように。

 5、笑いは腹から笑うこと。禅宗の白隠禅師が「息を整えると、身体が整う」ことを発見、「3・2・15」の法則を作った。3秒鼻から吸い、2秒丹田にためてから、15秒以上口から吐く。息は吸うより、吐くことの方が大切である。

 生きていく上で、大切なことは常に「前向きで、愚痴を言わないこと」 そのためには、常に積極的に面白いことを探して笑う努力をすることである。自分が糖尿病予備群になったとき、出会った本がある。

 筑波大の村上和雄先生の著書であるが、先生は1に運動・2に食事・3に笑いを提唱されており、自分の日ごろの実践が証明されたようでうれしかった。

 世の中にいろいろな考え方があるが、どれがよくて、どれが悪いなんてことはない。頭から否定するのではなく、時には逆転の発想も必要であると思う。これからは、共生の世の中にしていくことが大切とおもう。そのためにはたまたま、病気であったり、障害があったりする人がいても、ああ、自分の代わりにたいへんなご苦労を引き受けてくださったのだと考えると、ありがたいと感謝の念が起こり、何かお手伝いできないかと思う気持ちになれる。そうすれば共に生きていくこころが芽生えると思う。

 地獄と極楽の違いは、ただ、自分の口にだけ食べさせようと自分勝手なふるまいをしているのが地獄であり、相手の口に食べ物を入れてあげようと相手のことを考えながら行動しているのが極楽である。この考え方もまた共に生きるための基本である。



西条西倫理法人会 MS副委員長 富樫 智純 (著)

   
   
   
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