小・中学校の時、４歳年上の兄が優秀だったため、先生に期待をかけられ勉強でしごかれた。

出された宿題は友だちにさせるなどして切り抜けてきた。

勉強しないのでいつもオール３くらいの成績であったが、４年生の先生が、のせ上手だったので気にいり算数と理科と体育は５になった。

国語は特に作文が嫌いで、従ってしゃべることも苦手となり、以後人前はもちろんあまりしゃべらない人生を送ってきた。

　高校を出たら働こうと思って、工業高校に願書をだそうとしたら、先生が家庭訪問して普通科に行って、大学に進学するよう説得された。

高校３年間に大学４年間合計７年も遊べると思って、志願変更に応じた。

大学では普通車を乗り回し、下宿にはバイク２台、大型バイク１台、乗用車を含めて計４台置き、さらにアルバイトで稼いだお金でマンションも借りていた。

マージャンに明け暮れ、九州大会では優勝するほどの腕前であった。

ある時、九州ではけんかに負けたことがないと自負する男が学食でいきなりなぐりかかってきた。

とっさにその手を振り払ったがその男は顎がなくなるほどの大怪我で入院した。

警察の取調べがあったが、あくまで正当防衛を主張し、嫌疑は晴れた。

空手部の人が手を見せてくれというので見せると、この手は具志堅の手と同じだといわれた。

このように一見悪いと思われることをいろいろやってきたが、自分の主義としては、いじめられている人がいると助ける。

自分からは手を出さない。

人に頼まれると断れないような性格だと思っている。

だから自分が会長の職を断ると誰かがこまるだろうから、苦手でも引き受けた。

これからとりあえず一年間会長をさせていただくので、これからの一年間の成長を見守っていただきたいと思う。