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モーニングセミナーレポート

         
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第186回 経営者モーニングセミナー

日にち:平成26年07月16日(水)6:30 ~
講 師:そがめ語学教室 テオリン・アクセル 氏
演 題:「 国際化と学習の条件 」


     
 
スエーデンは40年前までは、同じ顔つきのスエーデン人がほとんどであったが、経済成長期に労働者が必要となりちょっと顔付きの違う移民が増えてきた。また難民も受け入れた結果、住民の10%がスエーデン人以外であるため、言語教育が必要となった。

ほとんどのスエーデン人は、英語の日常会話ができ、多くの人は自分の専門分野や趣味についての書籍を英語で読める。大学以上の学歴を持つ人のほとんどは英語を不自由なく使える。というのは専門書の翻訳版が少ないから。
スエーデン人のバンドでも世界を目指して英語で歌詞を書く。自分の場合、父親が語学お宅でロシア語・フランス語・英語イタリア語・スペイン語ができた。また、友達の父親がアメリカ人でその家庭に出入りしていたため小学校4年で英語を習い始めた頃にはもうしゃべることができていた。

日本の文化産物(小説・えいが・アニメ・ゲームなど)が好きになり、原語で読んでみたいと思うようになった。更に日本語の音が好きになったので、ルンド大学の人文学部日本語科に入学し、2004年にはじめて交換留学生として来日した。はじめは文学などに興味があったが次第に言語学に魅せられるようになり、立命館大学・大阪大学などで学んだ。職を得ることができる勉強をしようと思い、東京外国語大学およ同大学院で修士号を取得し、後株式会社フィートに入社した。

妻と知り合い結婚した。二人共、都会の生活に疲れ、妻の故郷である西条市小松町に移り住んだ。フィートの仕事はインターネットでできるので続けながら、小松町で英語塾を開いている。

日本人がなぜ英語ができないかという問題は英語を受験のために勉強し、その後は忘れるという社会があるからである。スエーデンのように教養のあるものは英語ができて当然とか、若いものから見て、年配者が英語を日常的に使っているのを当たり前のこととしているとかの環境が必要である。

現在は学校に英語の助手とかいるが、その他に英語のできる先輩とか社会人を派遣して、英語ほ道具として使いこなせるものだというような認識を子供たちが持つような工夫が必要であると思う。


西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 (浄明寺住職) 「著」
   
     
     


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