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モーニングセミナーレポート

         
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第183回 経営者モーニングセミナー

日にち:平成26年06月18日(水)6:30 ~
講 師:(株)フジマ代表取締役 藤麻 一三 氏
演 題:「つながっている 」


     
 
サラリーマンを退職し、故郷に帰り父の会社の後継者としての仕事をはじめたその一年後に倫理法人会のメンバーとなった。

倫理も父に勧められて入ったもののよく分からなかったし、会社経営もやり方がわからなかった。
身内と一緒に仕事をすることは大変だったし、新入社員が身内とのトラブルで定着しないなどと悩んでいる時、倫理法人会の講習会がありその話を聞きながら「この講師たちは自分のもっていない武器を持っている」と気付き、「本気で倫理をやってみようかな」と思った。

そんな時、倫理の会の事務長を頼まれた。ただし、普及に力を入れることなく、7年くらいは20社で、つぎに50社、50人くらいの出席で楽しくやっていた。会社では出店を次々とし、JCも楽しくやっていた。県の会長を引き受けた時も2年間内部充実に力を入れ、普及活動をしなかった。そんな時、リーマンショックにであい会社も影響を受けた。原価を下げるという対策ではますます業績はさがる一方であった。
頭を切り替え、倫理も「楽しく普及」のスローガンの下攻めに変え、380社、600社、750社、ついには1000社へと普及活動をすすめた。会社も経費を使っていいからと攻めの体勢に方向転換をして徐々に売り上げが上がってきた。

振り返ってみると、意識しないで倫理と会社で同じことをしていた。一番にしたことは、「職場の教養」の応用である。社員に感動を受けた出来事を社長宛てにメールしてもらい、対話をする。こうして社員とやり取りしてできたのが、「感動の花一輪」というサービス運動の体験談をまとめた本である。わが社版の職場の教養である。ふつうの「倫理」は人と人とのかかわりであるが、純粋倫理はもう少し幅が広くて、人と人はもちろん、人と物に対するかかわり、「物は生きているから大切に扱いなさい。」とか、人と肉体とのかかわり、「肉体にあらわれたことは心のあらわれである。」とか、人と自然のつながり、つまり「万象わが師」にまでおよぶ。
自分のしていることは実は倫理のパクリである。ふと気づいて、MSでやっていることを自社の会議に取り入れてみた。活力動作・峻烈返事・熱血拍手すると会議が緊張感のあるものに変わった。倫理法人会でやっていることは自分の会社とながっている。倫理組織も会社組織も同じであることに気がついた。

倫理と会社と家庭はつながっている。
「要物必与」ものごとは必要な時にあたえられると信じているから、苦難が起きてはいろいろ気付かされているとありがたくうけとめることができるようになった。外的要因はいろいろあるが、自分を変える、自分の会社を変えるという姿勢でこれからもやっていきたい。


西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 (浄明寺住職) 「著」
   
     
     


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