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モーニングセミナーレポート

         
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第173回 経営者モーニングセミナー

日にち:平成26年03月12日(水)6:30 ~
講 師:
倫理研究所 法人アドバイザー 大谷 公夫 氏
テーマ:「 企業活性の決め手 」


     
 
 
父の跡を継ぎ、専務から社長になった。

それまで自分は「やれる専務」と思っていたのが、創業者である父の影が濃く残っており、自分はなめられていると思った時、突然自信を失った。雲の上を歩くような不安定な感覚を今でも思い出す。

セミナーに参加し、経営計画書を作るよう指導を受けた。一から作るのは無理だから、コピー・のり・はさみで始めよと教わった。たくさんある経営計画書の中から必要とおもうものを借りてつくるのである。後は自社に合うように変えてゆけばいいのである。このことはその後たいへん役にたった。

経営の営は「才能」と「技術」を意味する。こちらが勝つと走りすぎる。それに対して経は「徳積み」の世界である。これが倫理に沿う生き方を求める。

「経営計画書」は数字では簡単に表せる。その数字を達成するためには社員が一団となって目標達成に向かうための「経営方針」がいる。自社ではその経営方針を営業職や技術職など部署毎に社員と共に作成した。その計画書通り社員が動くとは限らない上に、毎年費用が100万円づつかかる結局、社長だけがしゃべり、業績は上がらないという自分の思い込みであることがわかった。

そんな時、倫理と出会った。「はい」という返事の効用とともに、物事が上手になるためには「練習」が必要である。結果「活力朝礼」が「はい」の練習につながると実践を始めた。「はい」は積極心を養う。テキストの「職場の教養」はとにかく「お客様を大切に」につきることを教えてくれる。そのためには「社員教育」をどううすればよいか。あるセミナーで「人育て」には「強制」が必要ということを知り、経営者と社員は同列ではないのだから教えていない経営者の方が悪いのであるということを教わった。

社員一人ひとりをやる気にさせることだと気づき、経営理念を「お客様第一主義」から次のように変えた。1.社員満足 2.お客様満足 3.社会貢献そして、社員向けに幹部研修をやった。主役である社員一人ひとりが豊かな人生を歩くことになった。その基本は「職場の教養」を活用した「倫理」である。

倫理を始めた動機はわが社を好くしたいであったが、倫理を通して学ぶ内にりっぱな社員が育ち、その社員が家庭に社会に帰ってりっぱな行いをする。社会貢献のできる人が育つというわけでひいては「日本再生」に繋がるわけである。

倫理から多くを学ぶためには、真剣に学ぶことが大切で中途半端にやれば中途半端な結果しか得られないのである。


西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   



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