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モーニングセミナーレポート

         
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第172回 経営者モーニングセミナー

日にち:平成26年03月05日(水)6:30 ~
講 師:
元楠河公民館 館長 渡邉 貴  氏
テーマ:「 西条市の国指定史跡永納山古代山城とは何か? 」


 

西条市にある国史跡 永納山城跡のことを知っていますか。

永納山城は、日本に数多くある城の中でも、最も古いお城の仲間です。造られた時代が古代であることから「古代山城」と呼ばれています。現在の天守閣のあるようなお城は織田信長の時代以降のものです。

古代山城はおおよそ7世紀後半(1300年前)に造られたと考えられています。築城目的は「当時の日本を守るために造られた」ということです。当時の周辺の地域(中国や朝鮮半島)との関係も大きくかかわっていたのです。


 
   
 

日本書紀によると、当時、中国では「唐」が勢力を拡大しようとし、朝鮮半島では百済・新羅・高句麗が半島の統一を目指して争っていました。日本はこれらの国々からさまざまな知識や技術を取り入れていましたが、中でも百済と親密に交流していました。百済が新羅と高句麗の連合軍によって滅ぼされたため、その復興のための援軍を日本に求めてきました。これが663年の「白村江の戦い」です。日本は敗戦し、百済は完全に滅亡してしまいました。
 
この敗戦の教訓から、近隣の国々から日本を守るための山城築城を天智天皇が命じました。これら近隣の国との交流の窓口となっていた九州や瀬戸内海沿岸に造られたわけです。その一つが西条市にある永納山山城というわけです。


西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   



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