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モーニングセミナーレポート

         
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第163回 経営者モーニングセミナー

日にち:平成25年12月04日(水)6:30 ~
講 師:
東洋管工株式会社 代表取締役 藤岡 直哉 氏
テーマ:「 思考錯誤の会社経営 」

     
 

東洋管工株式会社の仕事をわかりやすくいえば「水道屋」さんである。
社長に就任して2年目になり、数々失敗をくりかえしてきたが、やっと会社の将来を考えてこうしていこうというふうに考える余裕ができてきたように思う。
一番大きな痛手は資金の回収ができないこと。企業をいかに存続させていくかは社長の責任であるが、そのためには社員にやってもらって、社長がチェックするようにすべきだと考えた。そのために、自社特有のソフトをパソコンに入れ、いつでも社員がみれるようにした。社長一人でしょいこまないようにした。おかげで、お金の未回収がなくなった。
どういう会社にしたいか。
1.地域の若い人が働き始めて定年まで働ける会社にしたい。
2.正しい価値観を持った人材を育てていきたい。
そのために、就業規定のガイドラインを作成し、社員教育を徹底することにした。仕事の能力は現場でおのずと身につくものであるから、人間としてのマナーを徹底的にしつけることにした。厳しいルールと思うものもいるとおもうが、企業の発展を目指すことによって、結局は社員のみなさんの利益につながることであるとわかってもらった。
朝7:20に朝礼、8:00までには現場へ移動。社長は毎朝、遅くとも5:00には出社している。仕事柄24時間対応で連絡がしっかり取れる体制を組んでいる。
就業規定には、細かいことが決められている。例えば、車の運転の仕方・長髪や茶髪はだめ・毎日髭剃りをするとか。
社長の思いを口でいうだけでなく、文字できっちり示さなければいけないと考えている。社長はほめることは簡単であるが、ときには叱る、怒ることも必要である。いいにくいことでもいわねばならない。
社員にしてほしい行動を明確にしておく必要がある。
会社の新年会や忘年会などには必ず出るということを全員の共通意識としている。
社長は冷静な決断をしなくてはならないので、何事も調子にのったらいけないと自戒している。
禅宗のお坊さんから「看脚下」という言葉を教えていただき、座右の銘としている。履物を揃えて脱げ。ということは自分の足元をみて、自分の立位置をしっかりみきわめてから行動することだと思っている。が、社長の仕事は速やかに「決断」をくださなければならないことが多い。
 
西条西倫理法人会 広報副委員長 富樫 智純 「浄明寺住職」 (著)

   



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