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■活動報告

             
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【平成26年度 西条西倫理法人会 倫理経営講演会】 ・・・ 2014年05月13日実施


 平成26年㋄13日、平成26年度倫理経営講演会が開催されました。講演会では城間幸一法人レクチャラーの体験報告、そして川又寿久法人局業務部部長の「繁栄の法則~倫理経営のすすめ」と題して、倫理経営をするためには三つの要素(目的、金銭の意味、人の和)が必要であるという貴重なご講和をいただきました。その後の親睦会では講師や未会員の方を含めて倫友相交わり、終始賑やかのなか交流会を閉幕しました。
     
 
 
平成26年度倫理経営講演会
日時:平成26年5月13日(火) 18:00~19:50[講演会]
講師 (有)アルソニア三幸取締役会長 城間 幸一氏
テーマ 「苦難は幸福の門」
 
鶏卵卸問屋を22歳の時から真面目にやってきた。
苦難がふりかかったのは会社設立27年目、49歳の時である。(有)三幸商事が10億円の負債をかかえて倒産したのである。そのきっかけはふとした心の油断にあった。
 
タマゴ配送センターを移転し、空いた500坪の土地をパチンコ店に貸すことにした。毎月500万の家賃収入が入るようになった。従業員30人を抱える沖縄一のタマゴ商人であったが、これまで難儀して真面目にやってきたことがあほらしくなった。そんな時、保証人になるだけで毎月50万入るという甘い話が持ち上がり、請け判を押して
しまった。その結果保証に入った会社が倒産し、26億の借金ができた。パチンコ店に土地を買ってもらってもまだ10億の負債が残ったというわけである。
 
家族、兄弟に報告し、妻には離婚を勧めた。が妻は共に苦労を分かち合うといってくれた。一番知らせたくなかった母が倒産の事実を知ったとき、「明日、ご飯は食べられるか」と言った。苦労してきた母は子供5人に翌日ごはんを食べさせることができるかどうかわからない日々を送ってきたのであった。「明日ごはんが食べられるなら心配ない。」という母の言葉に「もう一度がんばろう。」という気になった。

先輩の指導をうけながら倫理の学びで再建にとりかかった。
第12条捨我得全、一切を投げ打って捨ててしまう。地位も名誉も財産も、生命も、このときどういう結果が生まれるであろうか。
ただ、地獄にも仏はいた。従業員は一人も辞めず、25年来の
友人たちの助け、銀行の方も智恵を授けてくれた。
 
自分は倉庫に寝ているもの、机の上にあるものすべてを処分した。大型トラック3台分あった。身も心も掃除してゆっくり人の顔が見えるようになり、時間にゆとりができた。コップに水を入れてみた。その水を捨てなければ次の水は入らない。

   
 
倫理の指導を受け、この度の不祥事でご心配と迷惑をかけた所すべてに謝礼のハガキを出した。はじめて体験した天命を謙虚に受け止めた。こうして一から出直し今日がある。
 
現在は、健康作りマラソン、ゴルフ、夫婦で年一度の離島巡り、親子三代倫理の学び等幸せな毎日を送らせて頂いている。
     
 
   
   
 平成26年度倫理経営講演会
講師 倫理研究所 川又 寿久氏
テーマ 「繁栄の法則~倫理経営のすすめ~」
 
倫理経営をするために必要な考え方は次の三つである。
1目的 (何のために) 我が社は何のために存在しているのか。
何のために働いているのかを明確にする。

   
 
お客さまの健康や幸福のために貢献しているのだとの自覚を持つ。社長は経営理念を持ち、環境に適応しながらも自分の守備範囲はがっちり守る。2 金銭の意味 「支払日、人生で一番幸せな日」をスローガンに
商売は信用第一とする。みそを舐めても支払い日は守る。お金は我が物ではない。お金は生かして使う人に集まってくる。
3 人の和 家庭と会社は同じである。妻の心が分からない者に社員の心が分かるはずはない。社員にこれまでのいたらなさを詫びて再スタートを切った社長は社員のこれまでの定着力の悪さを見事解決した。
   
       
     
 
   
 


   
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